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2014年05月25日 (日) | Edit |
それから / 夏目漱石



学業を終えてからも、働かず、親から生活費をもらい、のんびり暮らしている30歳の代助。これまで親や兄嫁が勧める縁談を全て断ってきたが、親友の妻・三千代への恋を認識しはじめる。

こんな三部作あるんですね。三四郎が出てこないのがガックリでした。
そして、こんなに主人公に共感できない作品も珍しいです。
以前、三千代を棄てたのに今になって……って思っちゃいますね(ーー;)
けれど、代助だからこそ、この物語が完成するんですね。

題名の「それから」の意味は最後まで読まないと分からないです。
普通なら学業を終えたら、仕事を探し、働き、そのうち結婚し家庭を作ります。
けれど代助は、三千代以外の何もかも(親・兄弟・親友)を失ってから、ようやく仕事を探しに行きました。
代助の「それから」が始まります。
門野さん。僕は一寸職業を探して来る

今後の代助と三千代のことは一切描かれていませんが、「それから」に辿り着くまでの物語なのでしょうがないですね。
こうなってくると、三部作の最後「」も、あまり楽しい内容ではなさそうな雰囲気ですが、最後まで読みたいです。

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