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2016年01月16日 (土) | Edit |
父の詫び状 / 向田邦子



銀座百店会が発行する月刊誌「銀座百点」に1976~78年に連載された著者の第一エッセイ集。
度鳴る父、威張る父、殴る父、そして陰ではやさしい心遣いをする父、誰でも思い当たる父親のいる情景を爽やかなユーモアを交えて描く。

とても読み応えがあり、まるで一つの物語を読んでいるかのようです。
戦前の中流階級の日常生活の断片などが、ユーモアがありながらも、少し切なく淡々と語られています。
エピソードの一つ一つに昭和の雰囲気があり、感慨深いものがあります。

いつの頃か全く覚えてないのですが、向田さんの「思い出トランプ」の中の「大根の月」というお話をとても怖く感じ、それ以来向田さんの小説は読んだことがなかったのです。
こういう雰囲気のモノは苦手で…。

向田さんのエッセイは初めて読みましたが、とても良かったです。
他のエッセイも読みたいです。

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