2015年09月03日 (木) | Edit |
甘いお菓子は食べません / 田中兆子
「もうセックスはしたくない」と夫から宣言された女。母になるか否かを考え続ける女。アルコール依存から脱することのみを目的に生きる女。40代を漂う彼女たちの連作短編集。
「結婚について私たちが語ること、語らないこと」
「花車」
「母にならなくてもいい」
「残欠」
「熊沢亜理沙、公園でへらべったくなってみました」
どの話も、生々しく、重苦しいリアルが漂います。引き込まれました。
色々な40代があって、結婚していても、していなくても、それぞれが抱える問題や悩みなどが様々な形で描かれています。
短編なのに、どれも中身の濃い作品でした。
R-18文学賞大賞受賞作の「べしみ」だけは、ちょっと良さが分かりませんでしたが、他の作品はどれも秀逸だと感じました。
連作短編なのも良かったです。
「もうセックスはしたくない」と夫から宣言された女。母になるか否かを考え続ける女。アルコール依存から脱することのみを目的に生きる女。40代を漂う彼女たちの連作短編集。
「結婚について私たちが語ること、語らないこと」
「花車」
「母にならなくてもいい」
「残欠」
「熊沢亜理沙、公園でへらべったくなってみました」
どの話も、生々しく、重苦しいリアルが漂います。引き込まれました。
色々な40代があって、結婚していても、していなくても、それぞれが抱える問題や悩みなどが様々な形で描かれています。
短編なのに、どれも中身の濃い作品でした。
R-18文学賞大賞受賞作の「べしみ」だけは、ちょっと良さが分かりませんでしたが、他の作品はどれも秀逸だと感じました。
連作短編なのも良かったです。
| ホーム |