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2016年07月31日 (日) | Edit |
薬屋のひとりごと / 日向 夏



猫猫(マオマオ)は、花街で薬師をやっていたが現在とある事情にて後宮で下働き中である。そばかすだらけで、けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。まかり間違っても帝が自分を“御手付き"にしない自信があったからだ。

猫猫が事件を鮮やかに解決していく様子が痛快です。
そして、事件を解き明かす中、登場人物たちの宮中でのそれぞれの事情や思惑などを知れるのも興味深いです。
猫猫の物怖じしない大胆な人柄も楽しいですね。仕事を真面目にこなし、誰にも媚びない様子が清々しいです。
そんな猫猫を利用しようと企んでいた壬氏が、猫猫に惹かれ始め、逆に振り回される様子がまた面白いです。
こんなに面白い小説がシリーズモノで出ているなんて嬉しすぎます(´▽`)
イラストもステキです!読み応えもあるし、これから楽しみが増えました(*´▽`*)

2016年07月29日 (金) | Edit |
探偵・日暮旅人の望む物 / 山口幸三郎



とうとう最終巻です。
前巻のラストでは、あまりにも大きな騒動となりどうなることかと不安になりましたが、とりあえず一件落着で安心しました。
旅人さんが自ら目を刺しちゃったのはショックでしたが・・もう見えないのにそこまでしなくても!
表紙のイラストは相変わらずキレイです。旅人さんが目を閉じてるのが切ない気持ちになりますが…。
見生さんが物語の初期段階から考えられてた登場人物で、ラストシーンも出来上がっていたとは驚きです。
この巻を読むと、なぜか見生さんが嫌いじゃなくなりました(^▽^;)
短編集も出るのなら読みたいですね。


2016年07月27日 (水) | Edit |
女子漂流
うさぎとしをんのないしょのはなし
/ 中村うさぎ・三浦しをん




お二人の赤裸々トークが面白いです。
うさぎさんとしをんさんは全然違う生き方なのですが、それぞれの考え方や今までの生き方や、今の生活などが語られ、興味深く読みました。
女子校育ちの特徴なども、知らなかったので楽しかったです。
お二人が頭の回転が早く、確固とした自分を持っているからこそ、こんなトーク本を作ることができたのだなぁと思います。
しをんさんの胸毛がわんさかある人じゃないとイヤのくだりは笑っちゃいました(´▽`)
うさぎさんとマツコさんの往復書簡も読みたくなりました!

2016年07月22日 (金) | Edit |
書店ガール5 ラノベとブンガク
/ 碧野 圭




取手駅構内の小さな書店の店長に抜擢された彩加。しかし意気込んで並べた本の売れ行きは悪く、店員たちの心もつかめない。一方、ライトノベル編集者の小幡伸光は、新人賞作家の受賞辞退などトラブルが続く。

もう5冊目になるんですね!
今回は、店長に抜擢された彩加と亜紀のダンナ様の小幡伸光が交互に語るところから始まります。
書店や編集者の大変さがよく伝わりました。
彩加はまだ若いのにしっかりしてるなぁ~感心します。
二人が交わってからが面白いです。
彩加が、お店作りにバイトの子たちを巻き込んでいく様子も楽しかったです。
家族みんなに愛されてる田中くんにほっこりしました(´▽`)
読後感が素晴らしいですが、もっと読みたかったです。


2016年07月21日 (木) | Edit |
くよくよマネジメント / 津村記久子



地味ゆる系芥川賞作家が一筋縄ではいかない浮世を独特の目線で綴るエッセイ。日々の仕事、次から次へ生まれる心配事・・・。生きているといろいろあるけど、くよくよしたっていいんです。

津村さんのエッセイが好きです。
やっぱり、このエッセイを読むと津村さんはまじめなふりだと言いながらも、まじめだと思います。
そうじゃないと、やっぱりこんなエッセイは書けないですよね。
共感したり、自分を省みたり、そういう考えもあるのかと思ったり…まじめなエッセイですが読みやすいです。
「愚痴の危険な側面」など印象的でした。
くよくよしても、大丈夫なんだと思えます。
くよくよした後、自分なりにコツコツ地味にまじめに生きていけばいいのだと、心が軽くなりました(´▽`)


2016年07月19日 (火) | Edit |
めだかボックス 1~22巻
/ 西尾維新・原作、暁月あきら・画




最初のほうは学園コメディのような雰囲気でしたが、すぐにバトル路線になっていき血なまぐさくなっていきました。
面白いのですが、言葉が多過ぎるし、理屈が多いし、世界観がぶっ飛んでいて、ほとんど意味が分からない所もあったりします。若い子には分かるのかな?
途中からは球磨川くんのキャラに惹かれて読んでいました。
裏表紙の人気投票なども面白かったです。
漫画ですが、字の量が多くて読むのに時間がかかります。一気には読んでないのですが、とにかく疲れます。
ラストはすっきりと終わっていて良かったです。
ただ球磨川くんは、今頃どんな風にして生きているのだろう…?と、それだけが気になります…。

2016年07月17日 (日) | Edit |
ご機嫌な彼女たち / 石井 睦美



離婚に傷つき娘と暮らす寧、年下の恋人のいる万起子、娘が口を利かなくなった美香。夫を癌で亡くした崇子の料理屋には、今日もバツイチ女性が集まる。結婚、出産、離婚、自立、人生の転機に必要なものを探りながら--

様々な理由でシングルマザーとなった寧、万起子、美香には小学生の子供がいます。そして夫と死別した年上の崇子さんもシングルマザーです。
それぞれの状況が連作短編で語られ、三人が全く性格も違うし、子供たちもそれぞれ全く違う個性なので悩みもそれぞれ違います。
子供を育てる中での、周りの環境の理不尽さや、沸き起こるイライラなどがリアルに描かれています。
子育てにおいて、どんなに頑張っていても責められるのは何故か母親だけです。
そして家事も育児も仕事も、完璧に全部こなせという世間の圧力を、女性なら誰しも感じたことがあるのではないでしょうか…。

ずっと一人で頑張ってきた美香に友達が出来たのが嬉しい。
ラストも良かったです(´▽`)


2016年07月15日 (金) | Edit |
山田くんと田中課長 / 夏水りつ



山田くんと田中課長が1冊にまとまるなんて素晴らしいですね(´▽`)
天然な田中課長はかわいいし、山田くんはクールでかっこよくて絵もステキです。
田中課長が社員の皆さんに愛されてる様子がまた楽しいんですよね。
なんて、ほのぼのと温かいお話でしょう(*´▽`*)
これで終わっちゃうんでしょうか?
まだまだ読みたいです!

2016年07月14日 (木) | Edit |
木嶋くんのおもてなし / 桃季さえ



木嶋くんの楽しい家族が勢ぞろいです。
木嶋くんにそっくりなお母さん、予言が出来るが家電を壊すお父さん、木嶋くんを溺愛するお兄さん。家族に愛されてる木嶋くんの様子が微笑ましいです。
豪ちゃんの4コマ漫画も面白かった~(´▽`)
続編も出てるし、早く読みたいなぁ☆

1)おまえの可愛い木嶋くん
2)僕の愛しい木嶋くん
3)木嶋くんのあぶない初デート
4)木嶋くんの恋愛試験
5)木嶋くんのおもてなし

2016年07月11日 (月) | Edit |
かくかくしかじか 5巻 / 東村アキコ



日高先生に対する胸の内を、これほど正直に、これほど鮮明にマンガに表すことのできる東村さんのセンスと実力に感心するばかりです。
暗くなりがちな5巻だけれど、笑える箇所もあり、泣いてしまう所もあり、ただただ引き込まれます。
先生に対する感謝と後悔……そしてマンガへの情熱。素晴らしい作品です。
もう一度、1巻から読み返したいです。