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2016年04月28日 (木) | Edit |
ロマンシエ / 原田マハ



有名政治家を父に持つ遠明寺(おんみょうじ)美智之輔(みちのすけ)は、子どもの頃から絵を描くことが好きな乙女な男の子。日本の美大を卒業後、憧れのパリへ留学していたある日、アルバイト先のカフェで、凄まじい勢いでパソコンのキーボードを打つ女性と出会う。

原田マハさんて、色んな作風の小説を描きますね。
この作品はとてもコミカルな雰囲気です。でも、マハさんらしいアート溢れる内容になっています。

ごまかすことが、自分にとっては…生きていく上で、どうしても必要なことだったんです
と言う美智之輔の言葉に切なくなりました。
男として生まれたんだから、男としての人生を歩む。それが当然の現実世界は、自分にとっては不自然で、居心地が悪かった。社会が作り上げた「常識」や「決め事」に、がんじがらめに束縛されてしまう、不自由な世界だった。

美智之輔が、心地よい自由な居場所を見つけられて良かった(´▽`)