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2016年01月31日 (日) | Edit |
ミュージック・ブレス・ユー!!
/ 津村記久子




オケタニアザミは髪を赤く染め、目にはメガネ、歯にはカラフルな矯正器をつけた高校3年生。数学が苦手で追試や補講の連続、進路は何一つ決まらないぐだぐだの日常を支えるのは、パンクロックだった。

とても良かったです。アザミと周りの友達たちの様子も気になり、スイスイ読めました。
個性的で、自分でもそれを理解しながら、自分なりに頑張ってるアザミが好きです。
チユキもモチヅキもナツメもトノムラも東京弁先生も好きです。登場人物がみんな個性的で、面白いですね。
そして、この物語の独特の雰囲気が大阪弁とピッタリ合っていました!
物語の最初の方に、チユキ視点の場面があったので、チユキの恋の状況がよく伝わりました。
高校3年生……自分の未来や進路に悩む、なんとも独特な空気感、親しい人達と別れなくてはならない切なくて寂しい気持ちなど、昔のことを思い出しました(^▽^;)
アザミとトノムラの音楽の話は全く分からなかったけど、楽しく読了しました(´▽`)


2016年01月28日 (木) | Edit |
カブキブ!3 / 榎田ユウリ



文化祭での公演を大盛況のうちに終えた、カブキ同好会の面々。部活メンバー同士の絆も深まる中、4月の新入生歓迎会に向け、短い芝居をすることに。演目は「白浪五人男」!

3巻も面白くて楽しくて、あっという間に読み終わってしまいました(´▽`)
今回はクロくんの家族も登場し、いつも明るいクロくんの切ない過去が明らかになります。
阿久津くんと白銀屋の関係や、謎だった生い立ちなども分かります。
蛯原くんと阿久津くんが正反対な性格で面白いですね。
新入生歓迎会では、ついに蛯原くんを引っ張り出すことに成功し盛り上がりました!
さすがにプロは違いますねぇ~。
ほんのりと意外な恋愛もあり、次巻がさらに楽しみです(´▽`)


2016年01月25日 (月) | Edit |
B級恋愛グルメのすすめ / 島本理生



ラブ&イートエッセイ集です。

前は恋愛小説が大好きだったので、島本さんの小説もかなり読んでいます。
近年はあまり男女の恋愛小説は読まなくなったのですが…。
この本はエッセイですが、小説とあまりに雰囲気が違うので1ページ目から驚きました。
島本さんのイメージがガラリと変わりました。良い意味で!
小説は切なく重いようなイメージがあるのですが、このエッセイはとても明るいです。

一人で食事も旅行も行けちゃう島本さん。
たくさん食べて飲んで、友達とワイワイしつつ、お酒にまつわる失敗談まで披露し、その上プライベートな離婚・再婚のことまで、さらけ出してくれています。
表紙もかわいいですね。とても楽しいエッセイ集でした(´▽`)


2016年01月21日 (木) | Edit |
羊と鋼の森 / 宮下奈都



ピアノの調律に魅せられた一人の青年。 彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた小説。

とても宮下さんらしい作品です。
最初、題名を見て難しそうな物語なのかと思いましたが、優しい語りにすぐに引き込まれました。
真っ直ぐな外村くんの存在は、読んでいて清々しい気持ちになります。
双子の女の子や、職場の人たちもいいですね。
外村くんがコツコツ、真面目に取り組む様子がいいです。
心が洗われるような素晴らしい作品でした。


2016年01月18日 (月) | Edit |
テンカウント 2 / 宝井理人



潔癖症の克服はまだだったんですね。
飲み物のまわし飲みなんてハードル高すぎですもんね~(^▽^;)
2巻は急展開で驚きました。ここまでやっちゃうとは!
潔癖症というものは、よく分かりませんが、気持ち悪い…でも好きな人とは触れ合いたい…そんな複雑な感情なのでしょうか。
城谷さんのそんな複雑さが良いですね(´▽`)
そして黒瀬くんのSっ毛がもろに出てきて楽しいです。

イラストがキレイで素敵ですね~。
3巻楽しみです(*´▽`*)


2016年01月16日 (土) | Edit |
父の詫び状 / 向田邦子



銀座百店会が発行する月刊誌「銀座百点」に1976~78年に連載された著者の第一エッセイ集。
度鳴る父、威張る父、殴る父、そして陰ではやさしい心遣いをする父、誰でも思い当たる父親のいる情景を爽やかなユーモアを交えて描く。

とても読み応えがあり、まるで一つの物語を読んでいるかのようです。
戦前の中流階級の日常生活の断片などが、ユーモアがありながらも、少し切なく淡々と語られています。
エピソードの一つ一つに昭和の雰囲気があり、感慨深いものがあります。

いつの頃か全く覚えてないのですが、向田さんの「思い出トランプ」の中の「大根の月」というお話をとても怖く感じ、それ以来向田さんの小説は読んだことがなかったのです。
こういう雰囲気のモノは苦手で…。

向田さんのエッセイは初めて読みましたが、とても良かったです。
他のエッセイも読みたいです。

2016年01月12日 (火) | Edit |
カブキブ!2 / 榎田ユウリ



2巻も面白いです!
あっという間に読み終わってしまいました。

トンボと阿久津くんの過去には驚きました。
阿久津くんは面白いなぁ。出生の謎や仁くんとの関係も気になります。
みんなのキャラがいいですね。イラストもステキです。

それにしても、外郎売のセリフって長いですね。
カブキブの公演見たいなぁ。

今回も面白い所で終わりました。3巻早く読みたいです(´▽`)


2016年01月11日 (月) | Edit |
テンカウント 1巻 / 宝井理人



潔癖症の社長秘書・城谷は偶然出会ったカウンセラーの黒瀬から、 潔癖症を克服するための個人的なカウンセリングを受けることになる。

宝井さんの作品はまだ「セブンデイズ」しか読んだことがなかったのですが、イラストも好きだしお話も良かったので、他の作品も読みたいと思っていました。
そしてこの作品はとても売れているので、前からとても気になっていましたが、とうとう買ってしまいました(´▽`)
表紙がステキですよね。読んでみると表紙と中身が全然違うことに驚きましたが…。
潔癖症の克服も早かったのにも驚きました。まだ1巻なのに…今後どうなるんだろう?
二人の関係はゆっくりペースです。
ゆっくりペースでも全然かまわないのですが、2巻では進展するようなので、それはそれでかなり楽しみですね(´▽`)
そして、今日までに使わないと失くなってしまうポイントがあったので、2巻と3巻も一気に注文しちゃいました。
早く読みたいです!


2016年01月01日 (金) | Edit |
本日は、お日柄もよく / 原田マハ



製菓会社の総務部に勤めるOL・二ノ宮こと葉は27歳。密かに片思いしていた幼なじみ・今川厚志の 結婚披露宴で、すばらしいスピーチに出会い、思わず感動、涙する。伝説のス ピーチライター・久遠久美の祝辞だった。衝撃を受けたこと葉は、久美に弟子入りすることになるが……。

スピーチライターという仕事があるんですね。
登場人物がみんなしっかりしていて、いい人ばかりです。
ワダカマ君が登場してから、物語に引き込まれていきました。恋愛が絡んでると楽しいです(´▽`)
この二人はどうなるのかな?と思いながら読み進んでいました。
ワダカマ君、かっこいいなぁ。最初に会った時から、こと葉に興味持ってますよね。

物語は実際の政権交代の頃のお話で、郵政民営化とか後期高齢者医療制度などの言葉も登場し、私的には現実の政権を連想してしまうのが、ちょっと集中して読めなかった所があります。
もっと現実とは関係ない政治のお話だったらなぁ。

そしてスピーチというものを今までちゃんと聞いてなかったような気がします。
もっと集中して聞いてみると色々な発見がありそうです。