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2014年04月30日 (水) | Edit |
きみのはなし、/ 朝丘戻。



BL小説です☆
とても一途で、奥手な恋物語です。BL初心者さまにお勧めです。

海東も飛馬も、二人共かわいいです(´▽`)
高校生の時に出会った二人は、ずっと特別な友達です。
そして、28歳になった今も、ずっと変わらず特別な友達のままです。

海東は長い間ずっと、恋愛感情は持ってもらえないことを痛感させられ、…それでも、飛馬が大好きで、飛馬のそばにいたくて、飛馬の幸せだけを願ってる。
だから、もしも飛馬に恋人が出来ても、飛馬の幸せを傍で守りたいと本気で思ってる。
海東の一途さが、けな気すぎですよね~。飛馬への愛がダダ漏れですね。
つれない言葉をかけられて、苦しいのに笑う海東の様子は、ホントに切ないですね。

飛馬の方は……。
高校の時、海東の席で、海東のジャージを羽織ってる場面。
社会人になってからの引っ越しの場面などを読むと……自覚がないだけの様子ですね……。
読んでいくうちに、海東にだけは別人のように甘えまくる、飛馬がかわいく見えてきました(´▽`)

飛馬が最後の方で、ようやく自分の気持ちの鈍感さに気づき、盛り上がってきたところで、終わってしまいました。
速攻で、続きの「ふたりのはなし。」 を注文してしまいましたよ。
早く読みたいです(´▽`)


2014年04月29日 (火) | Edit |
三四郎 / 夏目漱石



とても読みやすいのですが、読み慣れない漢字や言葉が多く、思いのほか読むのに時間がかかりました(・_・;)

高校を卒業した三四郎が、熊本から東京に上京し、今の東京大学に入学します。
三四郎が新鮮な気持ちを味わったり、めずらしいものを見聞きしたりするたび、読んでいる私も、同じように感じながら読むことができました。
この時代の雰囲気が、三四郎を通してリアルに伝わってきます。
東京で色々な人と出会い、勉強し、恋をする青春物語です。
三四郎が恋をする美禰子や、広田先生、与次郎、野々宮兄弟、みんな個性が強くて面白いです。

熊本から東京に向かう電車で、偶然会った人妻に誘われるなんて、三四郎もなかなかですね。
そして、何も起こらなかったのが、三四郎らしくていいですね(´▽`)

三四郎が、東京中をあちこち歩き回っているので、地名がよく出てきます。
東京の地理や、今の雰囲気をよく知っていれば、もっと面白いんだろうなぁと思いました。
私は、東京に行くこともなく、地名もよく分からないので、そこは残念でした(ーー;)

三四郎の心情が細かく描かれていて、面白かったです。
三部作、好きです。次はそれからです。
楽しみですね(´▽`)

2014年04月26日 (土) | Edit |
せきれい荘のタマル / 越谷 オサム



静岡から東京の大学に入学した、寿史の青春物語です。
題名のタマル(田丸大介)は、寿史のアパートの隣人で、映画研究部サークルの先輩です。

タマル……なんだかステキです(´▽`)
最初の登場から、さわやかで好感がもてました。
裏表がなくて、ストレートで、おせっかいで、優しくて…ラストの珠美の気持ちがスゴク分かります。
寿史は何のアプローチもしてないから…当然の結末ですよね…これは、しょうがないです(ーー;)

三輪という、ろくでもない男に引っかかり、不幸の一途を辿ってしまった山縣さんには幸せになってほしいですね。鈴木がんばれ!
そして、三輪の家に行き、追求する沙友里がかっこよかったです。
登場人物の中では、沙由梨が一番気に入りましたね。

越谷さんの作品は初めて読みましたが、テンポよく、読みやすかったです。
越谷さんの作品「陽だまりの彼女」は今、図書館の予約人数24人で、まだまだ読めそうにないので、他の作品から読もうと思ってます。

2014年04月25日 (金) | Edit |
まほろ駅前番外地 / 三浦しをん



まほろ駅前シリーズ、第2弾です。
まほろ駅前多田便利軒」に出ていた登場人物が、続々と出てくるので余計に面白かったです。
連作短編集です。
前回の脇役たちが主人公になり、語るお話もあります。
そして、前回は事件が多く、もっとシリアスだった気がしますが、今回は落ち着いていて、和やかなお話が多く、読みやすくて良かったです。
私は、断然こちらの方が気に入りました(´▽`)

「星良一の優雅な日常」は、星がどんな日常を送っているのかが、分かります。
星の母親が登場してきたり…苦手なんですね(・.・;)
ジョギングしたり、日記を書いたりと意外と規則正しい生活です。ちょくちょく、便利屋が関わってきたりと、忙しい一日ですね。

思い出の銀幕」は、曽根田ばあちゃんの若かりし頃のロマンスのお話です。
なかなか、モテていたのですね。

岡夫人は観察する横中バスの運行状況に執心する岡。岡の奥様が語ります。
ほのぼのしていて、お気に入りのお話です。

「由良公は運が悪い」
ある土曜日、小学5年生の由良は、同窓会に行きたくなくて、多田から逃げる行天に、連れまわされます。
由良くん、かわいいですね。おじさん二人が主役のお話の中、登場すると和みます(´▽`)

他にも、面白い短編が入っていて、楽しい作品でした(´▽`)
次のまほろ駅前狂騒曲早く読みたいですが、図書館の予約人数62人です………いったい、いつ読めるのでしょう? 2~3年後でしょうか(ーー;)
その頃には、お話の内容ほとんど忘れてそうです(ーー;)
ホントに記憶力が酷くて、読んだ本の内容をすぐに忘れてしまいます……(T_T)

 
2014年04月23日 (水) | Edit |
真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫 / 大沼紀子
 


真夜中のパン屋さんシリーズ第4作目です。
図書館で予約していましたが、ようやく順番が回ってきました。うれしいです!

パン屋さん「ブランジェリークレバヤシ」の2階に居候している希実のもとに、従姉妹の沙耶が訪れる。
彼氏と駆け落ちしてきた沙耶は、元彼に命を狙われているので、ここにかくまってほしいと言う。

沙耶は、一緒に暮らしてた頃、希実をいじめてた意地悪な女の子ということだったので、どんな子かな?と、思っていましたが、沙耶もなかなか苦しい環境の中で生き抜いて、ようやく優しい彼氏に出会えました。
実際、こんな優しい王子様のような彼氏は、現実には、なかなか出会えないでしょうが……。

そして今回は、ついに希実が無くしていた、大切な美和子との思い出の記憶を、思い出します!
泣きました(T_T)
辛いことばかりだった、幼い希実の生活の中で、どんなに美和子が大切な存在だったかを想うと……(T_T)
なぜ、美和子が夜中にお店を開けておくことにしたのか、その理由も分かって、余計泣きました(T_T)

希実も沙耶も、苦しい過去があり、とてもシリアスで重いのですが、今の希実の周りには暮林と弘基を中心に優しくて温かい人ばかりなので、安心して読むことができます。
希実はパン屋さんに住むようになって、ずいぶん変わりましたね。
このまま、幸せに過ごしてほしいです。
次巻、楽しみです(´▽`)


2014年04月22日 (火) | Edit |
イン・ザ・プール / 奥田英朗



伊良部総合病院地下にある神経科を訪れると、注射フェチの医学博士・伊良部一郎が出迎えます。伊良部と患者たちの関わりを描いた連作短篇集です。

神経科を訪れる患者たちの、深刻な気持ちがリアルに伝わってきます。
患者たちは、どうなるんだろう?ちゃんと治るのか?と、心配でどんどん読んでいきました。
医学博士・伊良部が、治す気がなさそうなので、大丈夫なのかと、読んでるこちらが不安になってしまいます。
伊良部のやる事なす事、すべてが無茶苦茶で、無邪気で、笑ってしまいます。
患者たちが、そんな伊良部と関わる時だけは、気が抜けるような、安心するような、そういう気持ちが伝わり、こちらもホッとします。

ラストの「いてもたっても」
<記事悪用された。ルポライター執念の追跡>
<ルポライターの岩村さん、執念の追跡取材>
これが、一番笑わせてもらいました(´▽`)
患者たちの病気は決して笑えるものではないのですが、伊良部が関わることで、面白く読むことができます。

引き込まれる作品でした。さすが数々の賞を受賞されている作者様ですね。
精神科医・伊良部シリーズ、次回は空中ブランコです!

2014年04月21日 (月) | Edit |
ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち
                       / 三上 延



表紙のイラストがきれいですね~。

作者様は本当に古書に詳しい方なんだなぁと、つくづく思いました。
色々と勉強になりました。
そして、無性に夏目漱石の本が読みたくなりました~。
若い頃に「こころ」を読んだのですが、あまり好みじゃないなぁと感じて、その後、夏目漱石の作品は読んでいなかったのですが、「それから」が三部作だったとは……恥ずかしながら、この本を読むまで知りませんでした(T_T)
それと、三浦しをんさんの「三四郎はそれから門を出た」という題名の本は、ここからだったんですね。題名の意味を知らずに読んでました(ーー;)
『三四郎』『それから』『門』、今度は順番通りに読みたいです。
他の夏目漱石の作品もチャレンジしたいです。

栞子が次々と事件を解き明かしていくのですが、太宰治「晩年」の事件では、解決に協力した大輔の気持ちまでは、推し量ることが出来なかったところが面白かったです。
あの本好きの栞子が、本を読まなくなるほど元気がなくなる……よほどですよね。

太宰治の作品も、ほとんど読んでないのでチャレンジしたいです。
読みたい本が増えました~(´▽`)

ビブリア古書堂の事件手帖」はシリーズ物ですので、他にどんな古書のお話が出てくるのか興味がありますね(´▽`)

2014年04月20日 (日) | Edit |
格闘する者に○ / 三浦しをん



しをんさんのデビュー作です。
マンガを読むのが大好きな女子大学生・可南子が主人公です。
可南子の家庭環境は複雑で、普通ではないのも見所です。
親族会議なるものがあって、可南子か、弟の旅人のどちらが、政治家の父の後を継ぐか議論が交わされたりします。
そして、可南子もかなり年の離れた書道家のおじいさんと付き合っていたりと、不思議な恋愛をしています。

そして、のんきな大学の友達たちや、要領のいい弟や、登場人物がみんな魅力的で、面白いです。
父の秘書の谷沢さんと、可南子のやり取りなど、笑ってしまいます。

今の時代の就職活動は過酷ですね(ーー;)
可南子も、面接で嫌な思いをしたりしますが、働く意志のある若者たちが、あんな試練を受けなくては就職できない、あれを乗り越えても就職が決まらないというのは、気の毒です。
もっと国は対策を練ってほしいです。
まぁ、可南子は就職活動のんびりでしたけどね(・_・;)

楽しいお話で、一気に読みました~(´▽`)


2014年04月19日 (土) | Edit |
彩雲国物語 紫闇の玉座 下 / 雪乃紗衣



すっ、素晴らしいです!素晴らしい終わり方でした~(*´▽`*)
とても満足です。「彩雲国物語」に出会えて本当に良かったです(´▽`)

今回はクライマックスで、本の厚みも1.5倍のボリュームで読みごたえあります。
ずっと迷ってばかりだった劉輝が、一人で何もかも決断し、しっかりと王らしく発言するたびジーンと感動しました。
成長したなぁと、涙ぐみそうになります。この物語は劉輝の成長物語でもあったんですね。

大好きな悠舜には、ずっと惑わされました~(ーー;)
晏樹にやられっちゃたの?と、本気でゾッとしました。杖の星が流れたりするから…。
でも、生きてて本当に良かった~(T_T)

今回も好きな場面がたくさんあります(*´▽`*)
読み終わってからも、好きな場面を何回も読み返してしまいます。

やっぱり劉輝と旺季の再会からの場面が好きです。
特に、劉輝が王になってから、ただ一人最初から最後まで彼のために在ってくれた「王の官吏」・秀麗が馬で駆けつける所や、
劉輝が旺季の軍勢を守るために、首を差し出そうとする所など。

終章、面白いですね~(*´▽`*)
悠舜、晏樹、 皇毅の会話も楽しいですね(´▽`)
劉輝が、秀麗を絶対に諦めないところ…そこまでとは、もうホント感服いたしました。

もう一度、一巻の「はじまりの風は紅く」から、どんな伏線があったのか確認しながら、読み直したいです!
劉輝や、側近たちが、おとしめられてる巻は読むのが苦しかったですが、ラストが分かった今は安心して読めますね。
登場人物たちが、失敗を繰り返して成長する姿が伝わりました。
長い間、楽しませてもらいました!
この長い長い物語を見事に完結された、作者様お見事でした。そして、お疲れ様でした。<(_ _)>

1 彩雲国物語 はじまりの風は紅く
2 彩雲国物語 黄金の約束
3 彩雲国物語 花は紫宮に咲く
4 彩雲国物語 想いは遥かなる茶都へ
5 彩雲国物語 漆黒の月の宴
6 彩雲国物語 朱にまじわれば紅
7 彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計
8 彩雲国物語 心は藍よりも深く
9 彩雲国物語 光降る碧の大地
10 彩雲国物語 藍より出でて青
11 彩雲国物語 紅梅は夜に香る
12 彩雲国物語 緑風は刃のごとく
13 彩雲国物語 青嵐にゆれる月草
14 彩雲国物語 白虹は天をめざす
15 彩雲国物語 隣の百合は白
16 彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく
17 彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる
18 彩雲国物語 黄粱の夢
19 彩雲国物語 暗き黄昏の宮
20 彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女
21 彩雲国物語 紫闇の玉座 上
22 彩雲国物語 紫闇の玉座 下

2014年04月18日 (金) | Edit |
彩雲国物語 紫闇の玉座 上 / 雪乃紗衣



しょっぱなから、旺季の血筋すごすぎです。正統な蒼家の末裔だったのですね。
そして、改めて戩華って、殺しすぎですよね。えぐいですね…鬼ですね(ーー;)

厳しい状況の中、秀麗は蝗害問題や、江青寺での戦を回避したり、紅州へ鉄炭の行方を捜したり奔走します。
そばには、燕青がついています。何も変わらず、強くて大らかな燕青が出てくるとホッとします。秀麗の気持ちが分かりますね。

そして、瑠花と羽羽が命をかけて縹家のなすべき仕事を果たしました。
最後に瑠花が縹家一門に、仕事をねぎらう言葉をかけます。
そして、「一切の助けを求める手を拒まず、縹家の誇りを忘れず生きよ」、と言った場面、感動しました。最後に、本来の瑠花に戻ることができました。
瑠花と羽羽が再会できて良かったです。

今回、他にもに好きな場面が色々とあります(´▽`)
まず、P247で、秀麗が老人にきっぱり言います。
劉輝なら、そんなことはしません。させることもありません。絶対

そして、P276。志美が荀彧に言います。
戦を考える王だけは、絶対に認めないと決めてる。どんなに優れた男だろうがね。(省略)だから僕は、旺季殿にはつかない。」

そして、やはりここが一番好きです。P319~321。
秀麗が旺季に揺るぎない心で答えます。全てが良いのですが、3ページあるので、最後だけ引用しますね。
それでも私は、私という証を以て、紫劉輝陛下を選びます。あなたより、もっと先へ、進める可能性があると信じてる
すがすがしい気持ちになります。もう、なんだか涙が出てきそうになります。
こんなにはっきりと、そして堂々と、劉輝を選ぶと宣言する秀麗かっこいいです。さすがです(´▽`)
そして表紙の秀麗、ステキでした!

下巻がすごく気になります。劉輝が心配です。
続けて、すぐに読みます!