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2016年04月15日 (金) | Edit |
惑星カロン / 初野 晴



「ハルチカ」シリーズ5冊目です。
チカちゃんとハルタくんの関係が面白いです。
なんだかんだと、いつもチカちゃんを守ってるハルタくんがいいですね(´▽`)
吹奏楽のメンバーや、ハルタくんのお姉さん達、山辺コーチ、日野原さん…個性的な登場人物たちに和みまくりです。
チカママって、こんな楽しい人だったんですね。

「ヴァルプルギスの夜」は音楽暗号がよく分からなくて……(^▽^;)
表題作の「惑星カロン」は読んでる途中で、切なくて胸が苦しくなりました。
でも、ようやく草壁先生の過去に少し踏み込みました。
次巻も楽しみです。

「生きて恥をかけることは幸せなこと」
恥をかいてしまった時に、この言葉を思い出したいです。


2014年11月02日 (日) | Edit |
千年ジュリエット / 初野 晴



<ハルチカ>シリーズ第4弾です。

イントロダクションと4つの連作短編が収録されています。
今回はハルタとチカちゃんの高校2年生の文化祭がメインです。
文化祭ということで、今まで登場した個性的な人たちがちょこちょこと登場し、とても面白いです。

イントロダクション」では、「芹澤さんが経験する、最初で最後の特別な文化祭」……とありました…どういう意味でしょう?
この文章が引っかかりました。ここは大人になったチカちゃんが語るので、寂しい気持ちになってしまいます。

エデンの谷」では、草壁先生と親しいスナフキンさんが登場し、草壁先生が過去に何をしてしまったのか分かりましたが、何故それをしたのかは謎のままです。気になりますね。
スナフキンさんが、あまりに苦労人で気の毒なくらいでした。なので鍵盤の場面は、とても感動しました。
そして、おじいさんの遺言……人柄が表れていて、笑ってしまいました。

どの短編も、素晴らしいです。
決闘戯曲」は、もう少し先まで読みたかったです。とても面白く、劇に引き込まれました。

次巻はどうなるのでしょう。楽しみです!

2014年10月05日 (日) | Edit |
空想オルガン / 初野 晴



「吹奏楽の甲子園」と呼ばれる普門館を目指す<ハルチカ>シリーズ第3弾です。
今回も四つのお話が入っている連作短編集です。
チカちゃんとハルタが高校2年生の夏のお話。吹奏楽部の3年生はラストの大会になります。

「ヴァナキュラー・モダニズム」ではハルタのお姉さん、長女の上条南風がついに登場しました!
車の運転…ぶっ飛んでました(^▽^;)
南風が登場してからのハルタの動揺っぷりがスゴくて…気の毒なくらいです(ーー;)

表題作の「空想オルガン」のラストはやっぱり驚きました(゚Д゚;)
最初からこの仕掛けがあったんですね。思わず、すぐに読み返しました。
切ないお話でした。

チカちゃんの「このときの先生の顔を、これから先ずっと忘れることができないと思う」とある、東海大会で指揮台に立った草壁先生の「入学してからはじめて見る顔、幸せそうな表情を満面ににじませていた」。
この場面は感動しました。チカちゃんとハルタの夢の第一歩です。

そして、前回と同様チカちゃんと芹澤さんの関係にも癒されました。
大会が終わった後、誰にも見つからない場所で泣くチカちゃんとそれを見守る芹澤さん。
チカちゃんとハルタのことを、「おっちょこちょいだけど太陽のように光り輝く彼女を、日陰にいる彼が支えている」と表現している所も好きです。
だいたいはチカちゃんが物語を語っているので、こんな風に書かれる場面が珍しいです。太陽のような元気なチカちゃんが好きです(´▽`)

次作も楽しみです!

2014年09月05日 (金) | Edit |
初恋ソムリエ / 初野 晴



ハルチカ”シリーズ第2弾です。

チカとハルタが高校2年生になりました。
前回同様、とても面白いです(´▽`)
今回も四つのお話が入っている連作短編集です。またまたユニークな登場人物が出てきます!
生徒会のブラックリスト十傑も新たに2人登場しました。
ヘルメットを被る美少女・麻生さん、かっこいいなぁ。
お年寄りに優しいカイユもいいですね。
そして、元気で明るいチカちゃんが語ってくれるので、楽しく読めます。
ハルタとの固い友情で結ばれた関係性もいいですね。お互いとても信頼しあってます。
楽しい雰囲気ながら、重い展開になったりすることもありますが、あまり暗くはなりません。

相変わらず、色々な雑学も面白いです。
エスペラント語なども出てきます。

ラストの新幹線の中での、チカちゃんと芹澤さんのやり取りの場面が好きです!
みんな、それぞれ頑張ってるから応援したくなりますね。
続編も楽しみです(´▽`)

2014年08月07日 (木) | Edit |
退出ゲーム / 初野 晴



高校一年生の穂村チカと幼なじみの上条ハルタは、廃部寸前の吹奏楽部に入り、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見ている。二人は恋のライバルでもあるが、抜け駆けしないように協定を結んでいる。

<ハルチカ>シリーズ第一弾です。四つのお話が入っている連作短編集です。
ハルチカというのは、名前だったんですね。
面白い本に出会いました~!

初野さんの幅広い知識と雑学はスゴイです!
青春ミステリですが、重い現実や歴史なども関わり、決して軽くありません。
ですが、コミカルで、ちょっぴり恋愛もあり、笑いもあり、登場人物もみんな個性的で楽しく読みやすいです。

題名にもなっている三話目の「退出ゲーム」の、お話の独特さには驚きました。
演劇部とハルチカたちが、即興のお芝居で対決するのですが、最初これは一体何をしてるんだろう?と、わけが分かりませんでしたが、最後はお見事でした。

次巻の「初恋ソムリエ」早く読みたいです!