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2018年09月03日 (月) | Edit |
愛の本能に従え!/ 樋口美沙緒



女であることが至上の一族に生まれ、最後の砦だった性の異形再生にも失敗したハイクラス種ナナフシ出身の歩は、卒業まで性交渉しないと約束させられ、一族を追われる形で星北学園に入学した。そんなある日、寝とり体質のあるトラブルメーカーで、オオムラサキ出身の大和と同室になることに……!?

ムシシリーズ楽しいです(´▽`)
今回は、目立たないことが取り柄のナナフシ出身の歩と、寝とり体質のあるオオムラサキ出身の大和のお話となります。
こんなに目立たない、居ることにも気付かれない体質の主人公が面白かったです。
歩には優しい双子の友達もいるので、わりと安心して読めました。
それでも、やっぱり小さい頃にお母さんが家を出て行ってしまい、その後、家族とも縁を切られてしまった境遇と、自分の思いを素直に伝えられない歩の性格が切なくて泣きました(T_T)
歩が本当の気持ちをずっと隠しているので、単純な大和は振り回され、お互い傷つけあってしまいます。
二人の気持ちが通じ合ってからのラブラブがもっと読みたかったなぁ。
でも歩が、大和と志波の寝取り寝取られ体質に巻き込まれなかったのが安心しましたし、本当に良かったです。


2018年08月10日 (金) | Edit |
愛の罠にはまれ!/ 樋口美沙緒



オオスズメバチ出身の篤郎は、過去に深く傷つけた義兄・郁への罪悪感から立ち直れず、幸せになってはいけないと自分を責め続け生きていた。そんなある日、ヘラクレスオオカブト出身の兜が目の前に現れ!?

あっちゃん、いい子すぎる。
過去のことを反省して、ずっと後悔しながら、罪を背負いながら、きちんと更正し、苦しみながら真面目に質素に暮らしています。
そんな中、過去を知っている兜に再会し・・あっちゃんが兜に、嫉妬心から、心も身体も傷つけられるのは本当に可哀想で切なくて泣きました。
虫シリーズ、まだ読んだのは4冊ですが、今の所このお話が一番好きかも。
兜があっちゃんを傷つけた分、きっちり反省させられてるのも良かった。
義理の兄の郁とも仲良しに戻れて安心しました。
イラストも相変わらず素敵です♪ ただ、あっちゃんの髪の色は忠実に黒色にしてほしかったなぁ~とは思ってしまいましたが…。
次巻も楽しみです(´▽`)


2018年06月07日 (木) | Edit |
パブリックスクール
-八年後の王と小鳥-
/ 樋口美沙緒




素晴らしいです!
エドが背負っている、様々な重たいもの…それがこの巻を読んで分かりました。イギリスでエドと一緒になるというのはこういうことなのだと…。権力と富と血統を引きずって歩いてるエド。これまでのエドの言動の理由が分かり、とても切なくなりました。
礼に会うために、死にものぐるいで勉強し、仕事をしてきたエド。エドにとって礼が全てなんですね。
エドを愛することで受ける苦しみも全て、礼が選ぶと伝える場面はとても感動しました。
ラストの方で、エドの秘書・ロードリーと礼が交わす会話が好きです。
「~でも意外と、頑固なのですね。エドの言うことを、まったくきかない人だなあと。新鮮でした。~むしろエドが、あなたを怖がっていて驚いた~」
電子限定版のSSが読みたくて電子の方を買いましたが、amazonでも特典SS(別のSS)があるのですね。気づいて良かったです!迷わずポチっとしていました。こちらは秘書目線のお話だそうで、早く読みたいなぁ。
電子では挿絵がなかったので、素晴らしいであろう挿絵も見たいし、楽しみだなぁ♪


2018年04月18日 (水) | Edit |
パブリックスクール -群れを出た小鳥-
/ 樋口美沙緒




「パブリックスクール」シリーズ2巻目です♪
パブリックスクールでの最後の一年は、礼が楽しく仲間たちと過ごせて安心しました。
エドとジョナスの関係も、予想と違っていました。でも、礼が不安になるのも仕方ないですよね。
イギリスのパブリックスクールの雰囲気が好きなので、お話の場所が日本に変わったのは、少し残念でした。でも、礼もエドも成長した様子がとても良かった。
礼は相変わらず鈍感で、エドは嫉妬が激しいですね。
8年後のエドは礼に対してあからさまな愛情で接しています。
こうして振り返れば、礼を孤独にしていたパブリックスクールの時期も、全てが独占欲からの命令だったんですね。
続刊もとても楽しみです♪


2018年04月01日 (日) | Edit |
パブリックスクール-檻の中の王-
/ 樋口美沙緒




唯一の肉親だった母を亡くし、天涯孤独になった礼を引き取ったのは、父の実家のグラームズ家。イギリスの名門貴族で、礼は全寮制パブリックスクールに通うことに。けれど、そこには寮代表で監督生の義兄・エドワードが学園に君臨していた!

前半はずっとレイが孤独で可哀想で、読むのが辛かったです(>_<)
エドワードの屈折愛が…誰とも喋るな!行事にも参加するな!って…ちょっと酷いです。この独占欲…当然ですが、レイにはまるで伝わっておらず…本人も伝える気なさそうですね。
オーランドが登場してからは、お話に動きが出て面白くなります。
そしてギルからは、十二歳のまま、時が止まってるみたいだけどね…と言われ、レイが少しずつ変わっていく様子は、気持ちよいです。エドの慌てようと、ラストの怒涛の展開は楽しかった!
続きがとても楽しみ(´▽`)