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2020年08月23日 (日) | Edit |
神の飼育―真白き神の恋―
/ 沙野 風結子




天の浮き島に住む長命な天人の桐羽は、人間に騙され「神」として地上に囚われた。神は国の宗主と「契り」を結びその身を明け渡さなければならず、歴代の宗主に慰み者にされてきた。今また代替わりすることになるが、新しい宗主に起ったのは桐羽が最も敬遠する男――軍の最高統括者である敷島だった。

桐羽の境遇が切な過ぎです。
なぜ高角は自分が死ぬ時に、桐羽を殺すことが出来ないのなら足輪を外して解放してあげなかったんだろう?と、どうしてもそう考えてグルグルしてしまいます。
一途で純情な桐羽…高角の生まれ変わりである敷島に惹かれていきます。
ステキな終わり方でしたが、その後も待つばかりの桐羽を思うとやっぱり切ないです(T_T)
座裏屋蘭丸さんのイラストがキレイでステキでした。

★★★★

2019年07月28日 (日) | Edit |
逢いては染まり / 沙野風結子



人気アナウンサー・倉科恂のストレス発散方法は、極秘会員制クラブで男を買い、セックスをすること。過去のトラウマから、倉科は乱暴なセックスで精神の安定を保っていた。その危うい秘密はクラブ内で長く守られていたが、ある夜の相手・津雲が仕事帰りの倉科の前に現れる。

倉科と出会ってからの津雲の変化が良かったです。
あんな性格なのに、倉科に振り向いてもらおうと必死です(´▽`)
数視のやり方には、ちょっと疑問が残ったのですが、お話は全体的に良かったです。
柏林と如月の関係が気になりました。柏林に意見をしてしまった如月は、あの後、どうなったんだろう?
電子で読みましたが挿絵も見れたのが嬉しいです♪
あとがきの後の二人のラブラブまったりなイラストまで見れました!
表紙も中身にマッチしていて、読めば納得のストーリー性のあるイラストでステキです♪


2018年09月22日 (土) | Edit |
処女執事~the virgin-butler~
/ 沙野風結子




執事となるべくして生を受けた保坂己裕は、主人である二条則雅へ献身的に使える日々を過ごしている。則雅の学友であるサイ・ネヴィルは、俗に「処女執事」と呼ばれる特殊な存在だという己裕の秘密をすぐに見抜く。

予想外の展開に何度も驚きながら、読み進めていきました。
SFも交ったファンタジー世界の中に、一途な純愛が隠されていました。
紳士的で優しい則雅に仕えることに幸せを感じていた己裕でしたが、サイが現れ、それまでの環境がガラリと全て変わってしまいます。
己裕から憎まれるサイですが、洗脳から本当の己裕を引き出すための行動でした。
己裕の記憶が戻って良かったです♪
則雅…まさかこんな奴だったとは!怖かったなぁ…。
それにしても、表紙と題名がいやらしくて電子じゃないと買えないかも(^▽^;)
でもこの表紙は、沙野さんが7枚のラフから選んだそうで心底満足しているそうです!堂々と見えてるのが斬新!
お話の後日談が、沙野さんのブログ「処女執事エピローグ」で読めました!
誰もが読めるようにしてくれて、本当に親切だなぁと感動しました(´▽`)