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2014年05月16日 (金) | Edit |
彩雲国秘抄 骸骨を乞う / 雪乃紗衣



図書館で予約していた、この本を受け取った時、重くて分厚くて驚きました。
角川ビーンズ文庫の「彩雲国物語」とは、全く雰囲気が変わり、けれど同じく由羅カイリさんのイラストで、渋くて素敵です!
中身の内容と題名にもピッタリの雰囲気で、さすがですね。

気になっていた、謎の多い登場人物・悠舜や晏樹のお話があり、嬉しかったです。
なぜ、晏樹が縹家に関わって、あんなことをしていたのかなど、疑問が解決したり、他の分からなかった空白の部分が埋められていき、気持ちいいです。

泣いてしまう場面が多々ありました。
その中でも、やはり一番は悠舜の最期。
「私は、あなたに最期まで必要とされて、とても嬉しかった。誰も殺すことなく…我が君に最後まで信頼され…」
「残して逝くことを、どうかお許しください…。お許しください…我が君」
「我が君…私がそう呼ぶのは、あなただけです。」

(かなり省略しています)
もう、この言葉を書いてる今も泣きそうになります(T_T)

そして、楸瑛・絳攸・静蘭の三人…最初の「雪の骨ー悠舜ー」の話の中で、また情けない感じで登場してきたので、読んでる間ずっと心配していました。
このまま情けないまま終わったらどうしよう…と…。
でも、「氷の心臓ー劉輝ー」で、ちゃんと成長した様子も描かれていて、とても安心しました。
なんだかんだ言いながらも、悠舜は絳攸宛てに手紙も書いていましたし(´▽`)
秀麗や山家のお婆さんも登場し、このお話もかなり泣きます(T_T)
もちろん旺季と晏樹のお話も切なくて…。

最期の「運命が出会う夜ー悪夢の国試組」は、少し雰囲気が違いましたね。
黎深と悠舜の二度目の出会い方も、どんな風だったのか知りたかったので、嬉しいです。
劉志美が、以前「戦を考える王だけは、絶対に認めないと決めてる。どんなに優れた男だろうがね。(省略)だから僕は、旺季殿にはつかない。」と言っていた理由が、このお話を読むともっと理解できます。

この本を読むと、彩雲国物語の欠けていた部分が埋められていき、より一層理解できます。
とても満足で、とても良かったです(´▽`)
感想を書いてる途中で、何回も好きな場面を読み返してしまい、なんだか中々書き終われませんでした(^▽^;)

2014年04月19日 (土) | Edit |
彩雲国物語 紫闇の玉座 下 / 雪乃紗衣



すっ、素晴らしいです!素晴らしい終わり方でした~(*´▽`*)
とても満足です。「彩雲国物語」に出会えて本当に良かったです(´▽`)

今回はクライマックスで、本の厚みも1.5倍のボリュームで読みごたえあります。
ずっと迷ってばかりだった劉輝が、一人で何もかも決断し、しっかりと王らしく発言するたびジーンと感動しました。
成長したなぁと、涙ぐみそうになります。この物語は劉輝の成長物語でもあったんですね。

大好きな悠舜には、ずっと惑わされました~(ーー;)
晏樹にやられっちゃたの?と、本気でゾッとしました。杖の星が流れたりするから…。
でも、生きてて本当に良かった~(T_T)

今回も好きな場面がたくさんあります(*´▽`*)
読み終わってからも、好きな場面を何回も読み返してしまいます。

やっぱり劉輝と旺季の再会からの場面が好きです。
特に、劉輝が王になってから、ただ一人最初から最後まで彼のために在ってくれた「王の官吏」・秀麗が馬で駆けつける所や、
劉輝が旺季の軍勢を守るために、首を差し出そうとする所など。

終章、面白いですね~(*´▽`*)
悠舜、晏樹、 皇毅の会話も楽しいですね(´▽`)
劉輝が、秀麗を絶対に諦めないところ…そこまでとは、もうホント感服いたしました。

もう一度、一巻の「はじまりの風は紅く」から、どんな伏線があったのか確認しながら、読み直したいです!
劉輝や、側近たちが、おとしめられてる巻は読むのが苦しかったですが、ラストが分かった今は安心して読めますね。
登場人物たちが、失敗を繰り返して成長する姿が伝わりました。
長い間、楽しませてもらいました!
この長い長い物語を見事に完結された、作者様お見事でした。そして、お疲れ様でした。<(_ _)>

1 彩雲国物語 はじまりの風は紅く
2 彩雲国物語 黄金の約束
3 彩雲国物語 花は紫宮に咲く
4 彩雲国物語 想いは遥かなる茶都へ
5 彩雲国物語 漆黒の月の宴
6 彩雲国物語 朱にまじわれば紅
7 彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計
8 彩雲国物語 心は藍よりも深く
9 彩雲国物語 光降る碧の大地
10 彩雲国物語 藍より出でて青
11 彩雲国物語 紅梅は夜に香る
12 彩雲国物語 緑風は刃のごとく
13 彩雲国物語 青嵐にゆれる月草
14 彩雲国物語 白虹は天をめざす
15 彩雲国物語 隣の百合は白
16 彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく
17 彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる
18 彩雲国物語 黄粱の夢
19 彩雲国物語 暗き黄昏の宮
20 彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女
21 彩雲国物語 紫闇の玉座 上
22 彩雲国物語 紫闇の玉座 下

2014年04月18日 (金) | Edit |
彩雲国物語 紫闇の玉座 上 / 雪乃紗衣



しょっぱなから、旺季の血筋すごすぎです。正統な蒼家の末裔だったのですね。
そして、改めて戩華って、殺しすぎですよね。えぐいですね…鬼ですね(ーー;)

厳しい状況の中、秀麗は蝗害問題や、江青寺での戦を回避したり、紅州へ鉄炭の行方を捜したり奔走します。
そばには、燕青がついています。何も変わらず、強くて大らかな燕青が出てくるとホッとします。秀麗の気持ちが分かりますね。

そして、瑠花と羽羽が命をかけて縹家のなすべき仕事を果たしました。
最後に瑠花が縹家一門に、仕事をねぎらう言葉をかけます。
そして、「一切の助けを求める手を拒まず、縹家の誇りを忘れず生きよ」、と言った場面、感動しました。最後に、本来の瑠花に戻ることができました。
瑠花と羽羽が再会できて良かったです。

今回、他にもに好きな場面が色々とあります(´▽`)
まず、P247で、秀麗が老人にきっぱり言います。
劉輝なら、そんなことはしません。させることもありません。絶対

そして、P276。志美が荀彧に言います。
戦を考える王だけは、絶対に認めないと決めてる。どんなに優れた男だろうがね。(省略)だから僕は、旺季殿にはつかない。」

そして、やはりここが一番好きです。P319~321。
秀麗が旺季に揺るぎない心で答えます。全てが良いのですが、3ページあるので、最後だけ引用しますね。
それでも私は、私という証を以て、紫劉輝陛下を選びます。あなたより、もっと先へ、進める可能性があると信じてる
すがすがしい気持ちになります。もう、なんだか涙が出てきそうになります。
こんなにはっきりと、そして堂々と、劉輝を選ぶと宣言する秀麗かっこいいです。さすがです(´▽`)
そして表紙の秀麗、ステキでした!

下巻がすごく気になります。劉輝が心配です。
続けて、すぐに読みます!

2014年04月11日 (金) | Edit |
彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女 / 雪乃紗衣



お話がクライマックスに向かって少しづつ動き始めました。

孫 陵王と邵可の会話良かったです。
邵可が、愛情と忠誠で、損得勘定なしで劉輝を選んだと語ったところが好きです。

晏樹……旺季を殺そうとしてましたよね……なんで?…好きすぎて?…

そして、楸瑛がようやく活躍しましたね。
見事に珠翠の目をくわっと開かせましたね(´▽`)
相変わらず、ボウフラ男とか思われてて笑っちゃいました~(´▽`)

何より良かったのが、やはり最後のお別れの時、旺季が劉輝に、王に対する礼をしたシーンです。感動しました(´▽`)
久しぶりに、劉輝らしさが出た良いシーンで満足です。

次巻 「彩雲国物語 紫闇の玉座 上・下」 でラストです!楽しみです☆


2014年04月01日 (火) | Edit |
彩雲国物語 暗き黄昏の宮 / 雪乃紗衣



とうとう最終章が始まりました。
なんだかもう色々と大変なことになってますよね(ーー;)
大丈夫なんでしょうか?
物語の終わり方がどんな風になるのか心配になってきました(・_・;)

今回は謎な存在、縹瑠花のことが分かりましたね。
がんばっているのに、全く報われず…不幸せで…(T_T)

劉輝…今が一番苦しい時でしょうか? 
これからさらに、もっと苦しくなるのでしょうか?そうなると気の毒ですね。
今回、登場人物多かったですねぇ。ちょこちょこと、たくさんの人が出てきました。
迅、朔洵や黒仙とか出てきたら、もう訳が分からないです。
誰が、どこでどう繋がっているのか?
悠舜………もう分からないですぅ……(T_T)

劉輝たちが、近頃とても、おとしめられてますが……これからどうやって巻き返すのでしょうか?
旺季たちとの差が広がるばかりで、読んでいて少し苦しいですね。
旺季…こんなに信頼されている、しっかりした人がいるのなら、この人が王でいいのでは?と思いそうになってしまうくらいですね。今のお話の段階では…ですが(ーー;)
最終章が始まった所なので、これからに期待したいです。