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2020年02月15日 (土) | Edit |
緑土なす きみに捧げる花の名は
/ みやしろちうこ




とても楽しみにしていた「緑土なす」3巻目です(´▽`)
2巻は波乱万丈でしたが、こちらは日常が描かれた短編集となっています。
こんな日常を知りたかったので、とても嬉しい1冊です!
その上、揺らぎの無い忠誠心を持つ灰色狼たちの日常や心情も描かれいて、充実した内容となっています。
兄上様が少し行方不明になるお話…灰色狼達がすごい人数で迎えに行き、さっさと兄上様探しを始める様子が面白かった。そして倉庫に閉じ込められ、スケスケの服を着てる兄上様なのですが、本人自覚ないので可笑しかった♪
電子限定の「腰掛け作り」は、すごくいいお話なので、電子限定なのがもったいな過ぎです(>_<)
軽い気持ちで作り始めた腰掛けですが、いつの間にやら結婚祝いと位置付けられるし、あずまやも建てられるし、除幕式やら楽人も集められてるし…すごいことになって、でも兄上様はみんなに迷惑を掛けたのではないかと悩み始めてしまいます。それに気付いた<温もり>が、兄上様をこそっと連れて行き、灰色狼たちが準備に参加したくて争奪戦をしていたことが分かり…なんてほっこりと温かい気持ちになるお話でしょう。
どのお話も好きなのですが「腰掛け作り」や、今世王の誕生日のお話は特に良かったです!
色々な時系列のお話があり、読み応えがあり楽しませて頂きました♪
イラストもステキでした(´▽`)
ぜひ、また次巻を出してほしいと切に切に願います。

★★★★★

2018年02月10日 (土) | Edit |
緑土なす きみ抱きて大地に還る
/ みやしろちうこ




「緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼」の続編です。
前半の怒涛の展開には驚きました。
最初の方は、もうこの物語どうなるの?終わっちゃうの?くらいの雰囲気で…おまえ草で希望が見え始めたところで、まさかの…突然の展開に、あれっ?いつの間にこんなことに?な状況で…いつの間にやらアシが拉致されて監禁されてしまい驚きました。
そして灰色狼、カッコよすぎる!
「わが忠誠、一度たりとも揺らいだことなし」
感動しました~鳥肌ものですね!


下巻では、今世王が初めてアシと出会ってから、もう一度再会するまでの様子を王目線で描かれていて、それもすごく良かったです。
読み終わってから、読み返したい場面がたくさん出てきて、また上巻の最初から読んだりしています(´▽`)
とても面白くて、イラストが内容と合っていてステキです。表紙もアシが稀事告鳥の羽を使った衣装を着てるのが嬉しいですね。
完結してしまいましたがもっと読みたいなぁと、思っていたら2018年後半に番外編集が出るそうです。楽しみすぎですね♪


2018年01月18日 (木) | Edit |
緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼
/ みやしろちうこ




山奥で野人のように暮らしていた〝足弱″は、生まれて初めて上京した都で、 千年続く王朝の最後の王である今世王レシェイヌの庶子の〝兄上さま″だと発見され、宮殿に保護される。 国土に緑をもたらす奇跡の力を持つ王族は、血族しか愛せない宿命。

ファンタジーですが、すぐに引き込まれ夢中で読んでいました。
ページ数が多いのですが、次から次へと起こる出来事が新鮮で、全く飽きることなくどんどん読めてしまいます。
王の足弱に対する執着が徹底していて驚きの連続です。
王族と灰色狼たちとの関係がまたすごいです。灰色狼たちの王族を全てにおいて最優先する忠誠心の徹底ぶりが清々しく、読んでいて気持ちいいです。
大変な場面で終わってしまいました。続きがとても気になり…すぐに次巻を買いました…早く読みたい!けど、読んでしまうのがもったいない気持ちも…複雑です。