FC2ブログ
2016年02月21日 (日) | Edit |
ベスト・エッセイ 2015 / 日本文藝家協会



2014年に新聞等に発表されたエッセイから74編を厳選。

色々な方のエッセイを読めるのは贅沢で、飽きません。
文章が長めのや短めなど様々なのも面白く、次はどんなエッセイだろう?と、どんどんページを捲っていきます。
選ばれたエッセイはとてもバランスが良く、雑学も色々と知って面白いです。

印象に残ったものは沢山ありますが、アーサー・ビナードさんの焼夷弾のお話は驚きました。
日本に落とされた後、もっと大量に朝鮮半島に落とされ、さらに十倍以上の焼夷弾がベトナム戦争で使われたこと…知りませんでした。
そして、それらの焼夷弾を運んだ米軍機が日本の基地から飛び立っていたこと……ショックです。私のように、そのことを知らない日本人は多いのでしょうか。

中野京子さんの黒い眼と青い眼のお話も驚きました。そうだったんですか!
ホテルの部屋って、やたら暗くて見えづらいなぁと常々思っていたのは私だけじゃなかったんですね。安心しました。

川上未映子さんのトイレのお話、楽しいです。家族がみんな優しいなぁとほんわかした気持ちになりました。
辛酸なめ子さんの年賀状のお話、穂村弘さんの準備が早すぎるお話、平松洋子さんの野生動物の肉の味は料理前に決まっているお話、色々なお話が満載です。
竹内政明さんの「悔いの種や赤面の実をまき散らしながら、人は毎日を生きている」の言葉、好きです。

違う年の「ベスト・エッセイ」も読みたいです(´▽`)