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2015年10月06日 (火) | Edit |
しろいろの街の、その骨の体温の / 村田沙耶香



クラスでは目立たない存在の小4の結佳。女の子同士の複雑な友達関係をやり過ごしながら、習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなる。恋愛とも支配ともつかない関係を続けながら彼らは中学生へと進級する。

小学生時代はまだマシですが、結佳が中学生になってからは読むのが息苦しくなります。
中学でこんなクラスのメンバーになったら最悪です。
女子だけでなく、男子もひどく残酷ですよね…。
伊吹君、いくらなんでも、あの男の子たちの意地悪さに気づかないなんてことあるかな?とは思ったりもしましたが、伊吹くんの健やかさに救われます。
読むのがしんどいような内容ですが、先が気になり一気に読んでしまいました。
読後感は悪くなかったですが、しんどいばかりだったので、解放された後の結佳をもう少し見たかったです。
村田さんの本を読むのは初めてでしたが、他の本もこんな雰囲気なのでしょうか?……そうなると、読むのに覚悟というか勢いが必要だな…。