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2016年06月25日 (土) | Edit |
キネマの神様 / 原田マハ



39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、多額の借金が発覚した。

良かったです(´▽`)
映画の内容は思い出せないものや、知らないものもありましたが楽しめました。「二ューシネマパラダイス」を、随分前になりますが見ていて良かったです。記憶はうっすらなんですが…(^▽^;)
映画も見る人によって、色んな見方や解釈があるのだなぁと改めて思いました。近年はあまり映画を見なくなりましたが、この本を読むと映画もいいものだなぁと思い出します。
良い映画を見終わった後のような読後感で、ほっこりとした気持ちになります。


2016年04月28日 (木) | Edit |
ロマンシエ / 原田マハ



有名政治家を父に持つ遠明寺(おんみょうじ)美智之輔(みちのすけ)は、子どもの頃から絵を描くことが好きな乙女な男の子。日本の美大を卒業後、憧れのパリへ留学していたある日、アルバイト先のカフェで、凄まじい勢いでパソコンのキーボードを打つ女性と出会う。

原田マハさんて、色んな作風の小説を描きますね。
この作品はとてもコミカルな雰囲気です。でも、マハさんらしいアート溢れる内容になっています。

ごまかすことが、自分にとっては…生きていく上で、どうしても必要なことだったんです
と言う美智之輔の言葉に切なくなりました。
男として生まれたんだから、男としての人生を歩む。それが当然の現実世界は、自分にとっては不自然で、居心地が悪かった。社会が作り上げた「常識」や「決め事」に、がんじがらめに束縛されてしまう、不自由な世界だった。

美智之輔が、心地よい自由な居場所を見つけられて良かった(´▽`)

2016年01月01日 (金) | Edit |
本日は、お日柄もよく / 原田マハ



製菓会社の総務部に勤めるOL・二ノ宮こと葉は27歳。密かに片思いしていた幼なじみ・今川厚志の 結婚披露宴で、すばらしいスピーチに出会い、思わず感動、涙する。伝説のス ピーチライター・久遠久美の祝辞だった。衝撃を受けたこと葉は、久美に弟子入りすることになるが……。

スピーチライターという仕事があるんですね。
登場人物がみんなしっかりしていて、いい人ばかりです。
ワダカマ君が登場してから、物語に引き込まれていきました。恋愛が絡んでると楽しいです(´▽`)
この二人はどうなるのかな?と思いながら読み進んでいました。
ワダカマ君、かっこいいなぁ。最初に会った時から、こと葉に興味持ってますよね。

物語は実際の政権交代の頃のお話で、郵政民営化とか後期高齢者医療制度などの言葉も登場し、私的には現実の政権を連想してしまうのが、ちょっと集中して読めなかった所があります。
もっと現実とは関係ない政治のお話だったらなぁ。

そしてスピーチというものを今までちゃんと聞いてなかったような気がします。
もっと集中して聞いてみると色々な発見がありそうです。


2015年11月29日 (日) | Edit |
でーれーガールズ / 原田マハ



佐々岡鮎子は東京から引っ越してきたばかり。無理に「でーれー(すごい)」と方言を連発して同じクラスの武美に馬鹿にされていた。ところが、恋人との恋愛を自ら描いた漫画を偶然、武美に読まれたことから、二人は急速に仲良しに。漫画に夢中になる武美に鮎子はどうしても言えないことがあって…。

なんと全うな青春小説でしょう!
爽やかです。高校の頃のお話はまさに少女マンガのようです。
40代になった現在と、高校一年生だった頃の思い出が交互に進んでいくのが、メリハリがあり読みやすかったです。
岡山弁がいいですね。
原田マハさんは、驚くほど幅広く色々なタイプの小説を書きますね。


2015年09月24日 (木) | Edit |
楽園のカンヴァス / 原田マハ



ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。

敷居が高そうな本なのかと思っていましたが、読みやすくて良かったです。
アンリ・ルソーのこと、ほとんど知りませんでした。
というか、この世界のことは知らないことばかりで勉強になりました。
ルソーが絵を描き続ける、すごい情熱に圧倒されました。
本物の「夢」の絵を見たいです。
ティムと織絵の心情や関係も楽しめました。