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2015年09月20日 (日) | Edit |
神様のカルテ 3 / 夏川草介



3巻では、新しい内科医として小幡先生が本庄病院にやってきました。
患者が絶え間なく訪れ、いつも疲労困憊で休みなく働き続ける一止。
そんな一止に衝撃的な言葉をかける小幡先生。
小幡先生の信念を貫く姿が素晴らしいです。
医者っていう仕事はね、無知であることがすなわち悪なの
現場で働き続けながら、最先端の医療も学び続けなければならない医者という仕事は本当に大変だと改めて思いました。
島内さんの言葉には救われました。
そして、一止が本庄病院をやめて大学病院へ行くと決めたことには驚きましたが、悩み続けて選んだ決断です。
新しい一歩の為の決断で胸が熱くなりました。
特に、この3巻は感動しました。


2015年05月19日 (火) | Edit |
神様のカルテ 2 / 夏川草介



この小説を読むと、医者という職業について考えさせられます。
東京の病院から帰郷した進藤先生が抱える問題が、後半の話にもつながっていきます。
夜中も休日も呼び出され身を削る医師…けれど医師には大切な家族もいます。
日本の医療現場は、もっと根本から変える必要があるのでしょう。
哀しく切ない場面があります。
ラストの方は、やっぱり泣いてしまいました。
登場人物が、温かく優しい人たちばかりです。


2015年05月03日 (日) | Edit |
神様のカルテ / 夏川草介



栗原一止(いちと)は信州にある「24時間、365日対応」の病院で働く29歳の内科医である。ここでは常に医師が不足している。専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を3日取れないことも日常茶飯事だ。そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。

主人公のイチさんをはじめ、個性的な登場人物が多いです。そしてイチさんがピッタリなあだ名をつけているので、名前を覚えなくていい人が多く読みやすいです。
物語の中では、医療現場の様々な問題が散りばめられているのですが、イチさんの独特な語り口のせいか、重苦しくならず淡々と物語が進みます。
大学医局とか地方病院の医者の違いなど、全く理解していなかったので勉強になりました。
読後感も良かったので、続編も読みたいです。