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2015年02月07日 (土) | Edit |
サムシングブルー / 飛鳥井 千砂



恋人と別れてしまった27歳の梨香は、哀しみのさなか、結婚式の招待状を受け取る。差出人は高校時代の彼氏と親友。二人が付き合っていたことを全く知らず、失恋との二重のショックに落ち込んでしまう。

恋愛小説です。
最初にイラストレーターの彼氏・智久と別れてしまう場面から始まるのですが、なぜ別れてしまうのか私には分かりませんでした。
そして失恋した翌日には、高校時代の彼氏と親友から結婚式の招待状が届きます。
別れたきり、連絡も取り合っていない元カレと、親友とは言いますが沙希とも全く連絡を取り合っていません。
そんな2人から突然結婚式の招待状が届いたら…それは…びっくりしますよね。
失恋した直後というタイミングも悪いので…動揺しまくりです。
梨香の苦しく、複雑な気持ちがよく伝わります。
梨香を取り巻く登場人物も多く、その人間関係も面白いです。

高校時代のお話もけっこう描かれています。まさに青春。梨香はなんて楽しい高校生活を送っていたのでしょう。うらやましいですね。

単行本の表紙きれいです。
読後感も良かったです(´▽`)

2015年01月14日 (水) | Edit |
学校のセンセイ / 飛鳥井千砂



センセイって、もっと特別な人がやるものだと思っていたが、とくにやりたいことがなく気がつけば先生になっていた。生徒は可愛げがないし、同僚とのつきあいも面倒だ。それでも“センセイの日々”は続いて行く…。

前に読んだ「はるがいったら」が良かったので、次はこの作品を読んでみました。

桐原一哉は大学を卒業後、地元埼玉で塾講師をしていましたが、教員採用試験を受け、名古屋の私立高校のセンセイになりました。
教師になって2年目、面倒くさがりの桐原は、ソツなく仕事をこなし、いつでも冷静です。
面倒くさがりの私は、共感する所がありましたが、そもそも本当に面倒くさがりの人は学校の先生にならないと思います。なので、桐原は根は面倒くさがりではないのでしょう。

名古屋が舞台です。
何年か名古屋に住んでいたことがあるので、独特な名鉄・名古屋駅のホームや、「でら」という言葉をけっこうみんなが普通に使ってることに驚いたことを久しぶりに思い出しました。

先生や生徒、桐原の友達など様々な人たちが登場し、みんな周りにいそうな人たちで読んでいて飽きないです。
先生らしい溝口先生や、生真面目すぎる永野先生、奇抜なファッションの小枝など、好きな登場人物も多いです。
永野先生が毅然とした態度で、生徒を注意する場面も良かったです。
読後感も良かったので、また飛鳥井さんの小説読みたいです!