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2014年12月15日 (月) | Edit |
愛のゆくえ / リチャード・ブローティガン



ここは人々が一番大切な思いを綴った本だけを保管する珍しい図書館。住み込み館員の私は、もう3年も外に出ていない。そんな私がある夜やって来た完璧すぎる容姿に悩む美女と恋に落ちた。

本書の原題は"The Abortion"(堕胎・妊娠中絶)です。
洋書を翻訳したモノを読む時、本来の題名と邦題の題名があまりにも違うことにガッカリすることがあります。
題名って、すごく大事です。
特に海外のロマンス小説などは、原題を見れば内容が思い出せるピッタリの素晴らしい題名がつけられているのに、邦題になると、原題には全くない「愛」「恋」「純潔」「キス」「愛人」「花嫁」「結婚」などの言葉を入れた陳腐な題名に変えられ、題名を見ても内容が思い出せない…そんなことが多くて、残念で、残念でなりません。
(一時期、海外のロマンス小説を読みまくっていたことがあります)
この本の題名も、かなり雰囲気の違う題名に変えられていて、正直ガッカリしました。

この本は、「ビブリア古書堂の事件手帖」5巻に登場し、興味を持ち読んでみました。
淡々と物語は進み、時にはユーモラスな所もある独特の世界です。
なんとも風変わりな…奇妙な…作品でした。