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2014年10月22日 (水) | Edit |
プラスマイナスゼロ / 若竹七海



不運に愛される美しいお嬢様・テンコ、義理人情に厚い不良娘のユーリ、“歩く全国平均値”の異名をもつミサキ。凸凹女子高生トリオが、おだやかな町・葉崎で厄介な事件に巻き込まれる学園青春ミステリ。

連作短編集です。
3人は事件や死体に遭遇しますが、とても明るく軽い雰囲気で描かれています。
テンコの不運ぶりなど、全くありえないことばかりですが、あまり深く考えずに読むのがいいですね。

3人の出会いを描いた「なれそめは道の上」が良かったです。
まさかミサキが便利なパシリみたいな役をしていたなんて意外でした。
本音を言えるようになって良かったですね。瞬く間に別人のようになってましたね。
会長の、あの場面では、思わず吹き出して笑ってしまいました。

テンコの「天は愛するものをこそ試練にあわせる」という言葉は気に入りました。
何か試練を与えられた時は、そう思うことにして何とかやり過ごしましょう。