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2014年10月17日 (金) | Edit |
グアテマラの弟 / 片桐はいり



大学院を卒業した弟が、年上の子連れの奥さんと暮らしているグアテマラの古都・アンティグア。家と仕事と家族を見つけた年子の弟を、片桐さんが13年ぶりに訪ねる旅のエッセイ集です。

読んでる途中で、グアテマラの位置を地図で調べました。こんなに遠いんですね。
読む前は、なぜグアマテラなんだろう?と素朴な疑問を感じましたが、弟さんはグアテマラの土地に馴染みまくっています。よほど、この土地が性に合っていたんですね。

弟を訪ねるのにあたり、エッセイの中に片桐さんの両親も登場し、過去の記憶なども描かれて、家族に対する愛しさやほろ苦さなども感じることができました。
それにしても、片桐さんも弟さんもこんなに行動力があって世界に飛び出しているのに、そのお母さんは出不精で、お出かけが大の苦手とは……一緒に行けなかったのが残念です。

グアテマラに行ったら、トイレだけは絶対に気をつけたいですね。
日本ではトイレが詰まったらラバーカップを使うイメージがあるので、グアテマラの危険な液体を大量に使う様子には驚きました。
グアマテラの習慣や考え方なんかが、日本とは違っていて色んなエピソードが面白いです。
片桐さんが、行動力に溢れ、とても楽しんでいて、臆せず外国の方々とふれあっている様子が読んでいて心地良いです。

ユーモアあふれる文章で、今回も楽しく読めました(´▽`)

2014年09月24日 (水) | Edit |
わたしのマトカ / 片桐はいり



映画「かもめ食堂」のロケで滞在したフィンランドでの日々や、他の国へ旅行した様子を綴ったエッセイ集です。

片桐さんは相当アグレッシブで、海外で言葉が分からなくても、一人でも行きたい!と思ったところにドンドン行きます。すごくエネルギッシュで、旅に出て家に帰りたいと思ったことは一度もないそうです。すごい!
とても読みやすくて、片桐さんの考えや想いもよく伝わりました。
ラストの方でタイトルの「マトカ」の意味も分かります。ぴったりの題名です。

フィンランドののんびりとした撮影風景と、スタッフが後輩を怒鳴り散らす日本の映画撮影文化などを面白く比べています。
レジでの支払の様子など…国民の気性の違いがよく分かります。
日本人てせっかちすぎる…余裕がない環境だからでしょうか…。
遊園地でのフィンランドの人たちの無表情な様子のくだり、笑いました(´▽`)
あ~この場面、生で見てみたいです!

ちょうどこの前、群ようこさんの「かもめ食堂」を読んでいて良かったです。映画も見ていれば、もっと楽しめそうです。
グアテマラに住んでいる弟のことも少し出てきました。
次は、「グアテマラの弟」を読みたいです。こちらも面白そうです。